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多店舗展開企業必見!エンゲージメントを高める4つの施策


「売上をあげたい!人を採用して労働力を増やそう!」と思っていませんか?
採用の前に今いるメンバーの「労働生産性を高める」ことも必要です。労働生産性を高めるためには、従業員のエンゲージメントを高めることが不可欠です。エンゲージメントが高まれば、従業員は自発的に仕事に取り組み、結果として業務効率や品質が向上します。しかし、多店舗展開をしている企業においては、各店舗が異なる場所で運営されているため、全体としてのエンゲージメントを高めるのが難しいという課題に直面します。

私自身もエリアマネージャーとして、多店舗展開している企業で働いた経験があります。その中で、エンゲージメントを高めることの難しさを痛感しました。この記事では、私の体験談を交えながら、どのようにして多店舗展開企業がエンゲージメントを高め、労働生産性を向上させることができるかについて考えてみたいと思います。


目次[非表示]

  1. 1.エンゲージメントの重要性
  2. 2.多店舗展開企業におけるエンゲージメントの課題
  3. 3.エンゲージメントを高めるための具体的な施策
    1. 3.1.定期的なコミュニケーション
    2. 3.2.共通の目標設定
    3. 3.3.従業員の意見を尊重
    4. 3.4.トレーニングとキャリア開発
  4. 4.実際に改善した私が聞かれていたよくある質問はコレ!
    1. 4.1.エンゲージメントを「測定する方法」は?
    2. 4.2.エンゲージメント向上の「具体的な施策」は?
    3. 4.3.エンゲージメントの向上が業績に与える影響は?
    4. 4.4.エンゲージメント向上におけるリーダーシップの役割は?
  5. 5.エンゲージメント向上なら人材のミカタに相談を!


エンゲージメントの重要性



エンゲージメントとは、従業員が仕事や企業に対して感じる情熱や関与度を指します。エンゲージメントが高い従業員は、仕事に対して積極的で、自らの役割を超えて業務に取り組む傾向があります。このような従業員が多ければ、多店舗展開企業でも高い労働生産性を実現できます。


多店舗展開企業におけるエンゲージメントの課題



多店舗展開企業では、異なる店舗で働く従業員が一体感を感じることが難しいです。各店舗が異なる地域に存在するため、物理的な距離がエンゲージメントを低下させる要因となります。

私がエリアマネージャーをしていた時も、店舗同士のコミュニケーションも少なければ、自分が店舗に行かないとスタッフと直接コミュニケーションを取る機会が限られていました。その結果、スタッフのモチベーションが低下し、全体の生産性にも悪影響を及ぼすことがありました。


エンゲージメントを高めるための具体的な施策



では、多店舗展開企業が抱えるエンゲージメントの課題をどのように解決するか?以下にいくつかの具体的な施策を紹介します。


定期的なコミュニケーション

オンラインミーティングを活用し、定期的に各店舗のスタッフとコミュニケーションを取ることが重要です。私がエリアマネージャーをしていた時も、定期的なビデオ会議を導入し、スタッフとの距離を縮める努力をしました。チャットツールなども導入し、店長職以外のメンバーからも現場の声を回収することを心がけました。


共通の目標設定

全店舗で共有する目標を設定し、一体感を醸成することが効果的です。目標達成に向けた取り組みを共有することで、全体のエンゲージメントが高まります。また、店舗ごとにも1ヶ月の目標を設定するようにしていました。P/Lで重要なポイントを全員に教えることで、P/Lを元に店舗での具体的にどの部分になるか共有することによって全員で売上を作り、成功体験を積むことも意識的に行いました。


従業員の意見を尊重

どの店舗からも意見やアイデアを募り、実際に反映させることで、従業員は自身が企業の一部であると感じやすくなります。私もスタッフからの提案を積極的に受け入れ、店舗運営に反映させることでエンゲージメントを高める努力をしました。もし「意見を出す」ということ自体が難しい雰囲気の場合は積極的に店舗メンバーと1日現場の仕事を一緒に行うことで全体のコミュニケーションの舵取りを行い、店長職とも面談を行いエンゲージメント向上のためにどのように運営していくべきか話し合います。


トレーニングとキャリア開発

各店舗のスタッフが自己成長を感じられるようなトレーニングプログラムやキャリア開発の機会を提供することが重要です。これにより、従業員は自身の成長と企業の成長を結びつけて考えるようになります。店長職のメンバーが次の店長職を育てられるように


実際に改善した私が聞かれていたよくある質問はコレ!



では、多店舗展開企業が抱えるエンゲージメントの課題をどのように解決するか?以下にいくつかの具体的な施策を紹介します。


エンゲージメントを「測定する方法」は?

従業員エンゲージメントを定期的に測定するためには、エンゲージメントサーベイやアンケートを実施することが効果的です。これにより、現状の課題を把握し、改善策を立てることができます。こればかりは口頭だけでは「測定」はできません。なので実際に提供されているツールの利用などを行うことで店舗メンバー全員に対して自分が改善などできているかをはかります。


エンゲージメント向上の「具体的な施策」は?

先に挙げられている通りではあるのですが、それでも聞かれることがあるこの質問。企業理念の共有や透明性の高い人事評価、研修制度の整備、チームワークの強化などが挙げられます。これらの施策は、従業員の帰属意識や貢献意欲を高めるのに役立ちます!ですが、マネージメントする側(管理職など)がしっかりと会社への理解ができていないと現場のメンバーへ落とし込めません。経営層はそれを理解した上で管理職メンバーへの理念浸透などを行う必要があります。


エンゲージメントの向上が業績に与える影響は?

エンゲージメントが高い企業は、収益性や生産性が向上し、顧客満足度も高まる傾向があります。エンゲージメントの高さが業績に直結することが多くの研究で示されています。お客様の前に、まずは自分が一緒に働くメンバーが楽しく働けること、それによってパフォーマンスやチームワークも上がりお客様へ還元できるようになり売上アップに繋がります。


エンゲージメント向上におけるリーダーシップの役割は?

リーダーシップは、従業員のエンゲージメントを高めるために重要な役割を果たします。リーダーが透明性を持ち、フィードバックを行い、従業員の意見を尊重することで、エンゲージメントが向上します。誰かを特別扱いする等ではなく、全員の話をしっかり聞き目指すべきゴールに全員で向かえるようにゴールを示し導いていくことで全員のエンゲージメント向上にも繋がります。


エンゲージメント向上なら人材のミカタに相談を!



多店舗展開企業においてエンゲージメントを高めることは容易ではありませんが、定期的なコミュニケーション、共通の目標設定、従業員の意見を尊重する姿勢、そしてトレーニングとキャリア開発の機会を提供することで、労働生産性を向上させることが可能です。

私自身の経験からも、これらの施策が効果的であることを実感しています。エンゲージメントを高めるための取り組みを継続し、全ての店舗が一体となって高い生産性を実現できるよう努めていきましょう。

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