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コスト削減のアイデア4選と優先順位をつけるコツ


企業にとってコスト削減に取り組むことは、無駄をなくし経営の健全化につながる重要なプロセスです。しかし、コスト削減だけを目標に掲げていても、なかなか効果を実感できない経営者・担当者も多いでしょう。

そこでこの記事では、効果的にコスト削減を行うアイデアと、コスト削減に取り組む際の優先順位の付け方をご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.コスト削減は何から始めるべき?
  2. 2.コスト削減の優先順位はどう付ける?
  3. 3.オフィスの無駄を省くコスト削減のアイデア4選
    1. 3.1.コスト削減アイデア① テレワークの導入による出社人数の削減
    2. 3.2.コスト削減アイデア② LED照明の導入
    3. 3.3.コスト削減アイデア③ 消耗品のまとめ買いで割引交渉
    4. 3.4.コスト削減アイデア④ 適用可能な補助金は全て申請
  4. 4.コスト削減の優先順位付けに迷ったら「コストのミカタ」へ相談!


コスト削減は何から始めるべき?


企業がコスト削減を始める場合、「何から手を付けるべきか」「効果の高いコスト削減にはどのようなものがあるのか」など、さまざまな疑問が生じます。そこでまずは、全体の見通しを立てるためコスト分析から行いましょう。


コスト分析には、経費を「直接経費」と「間接経費」に分けて洗い出すやり方がおすすめです。

「直接経費」とは、製品やサービスに直接関係している経費を指し、いわゆる原材料費や人件費などがこれにあたります。

「間接経費」とは、製品・サービスには直接関係しないものの、水道光熱費や交通費などで、企業運営に必要な経費のことを指します。


直接経費と異なり、間接経費は削減しても直接製品やサービスの質に影響を及ぼしません。まずは、間接経費の中からコスト削減案を作成していき、後に直接経費を削減していくと改善に進むでしょう。

コストの現状を把握し削減する項目を明らかにしたら、削減目標や方法を策定し、社内全体に周知を徹底します。もちろん、実行後に従前と比べてどのような効果があったのかを見直し、さらに改善を進めていくPDCAも欠かすことはできません。


コスト削減の優先順位はどう付ける?


コスト削減は、全体のコストを点検したうえで「コスト削減効果が大きいもの」から優先順位を決めて取り組むことが大切です。

現状、大きなコストがかかっているものや、方法を変えたり無駄を減らしたりすることでコストが大きく削減できる見込みがあるものは、優先的に見直すべき項目だと言えるでしょう。


また、コスト削減効果と合わせて重要なのが「着手のしやすさ」です。コスト削減のために発注先を変えたり契約変更を行ったりする場合、交渉が長引いたり予想していなかった影響を招いたりする可能性があります。身近なコストのうち、削減に向けてすぐに取り組める項目を優先して取り組むことがコスト改善への近道です。


オフィスの無駄を省くコスト削減のアイデア4選


ここからは、オフィスにおいて無駄を省きコストを改善する方法の中で、比較的取り組みやすいアイデアを5つ解説します。

オフィスでは次のようなコストは共通して発生していることが多く、削減することで大きなコスト削減の効果が見込めるでしょう。


コスト削減アイデア① テレワークの導入による出社人数の削減


新型コロナウイルス感染症をきっかけに多くの企業でテレワークの導入が行われましたが、その際、コスト削減に成功した事例も多く挙げられます。

出社にかかる交通費やオフィスでのスペース確保、OA機器の使用による消耗品費など、これまで削減できなかったものがテレワークの導入によって最小限に抑えることができるようになったのです。

テレワークの導入に当たって社内インフラシステムの整備や、従業員が家で仕事ができるように環境を整える在宅手当金の支給など、一時的に投資が必要になる場合もありますが、長い目でみるとコスト削減に大きく貢献できるでしょう。


コスト削減アイデア② LED照明の導入


オフィスにおけるコスト削減で「節電」は取り組みやすいテーマです。

もちろん、使っていない部屋や機器の電源・電気が不要に使われている場合はオフにする必要がありますが、常につけておかねばならないものもオフィスでは多いものです。

このような場合には、LED照明の導入が効果的でしょう。

LED照明は寿命が長く、かつ消費電力が抑えられるメリットがあります。また省エネについては国、都道府県、市区町村などで補助事業を行っている場合があり、事業者がLED照明を導入する際に補助金が利用できる場合もあります。

従来型電灯と比較すると単価自体は高くなりがちなLED照明ですが、ロングスパンでコスト改善につながる可能性が高いと言えるでしょう。


コスト削減アイデア③ 消耗品のまとめ買いで割引交渉


事務用品や印刷用紙などの消耗品は、購入方法や購入先を変更することでコスト削減につながるケースがあります。

近年では工場を持つ製造業の会社が直接法人向けの通販を展開していることもあり、こうした購入方法だと「まとめ買い」をすることで値引・割引交渉に応じてもらえることもあるでしょう。


例えば月に1回ずつ消耗品を発注している場合には、半年単位をまとめて、数ヶ月単位をまとめてなど、できる限りまとめて発注できないかを検討してみるのがおすすめです。大量に消費する消耗品などの場合には、特にこの方法が有効であると言えるでしょう。


コスト削減アイデア④ 適用可能な補助金は全て申請


LED照明の章でも触れた通り、企業の運営にかかる費用や経費に対して、国や都道府県・市区町村が補助金事業を行っているケースがあります。

省エネ以外にも、IT導入や人材育成、ものづくり、新規雇用などの内容で補助金が申請できる場合もあるため、適応可能な補助金を見直すのもおすすめです。


しかし補助金は要件を満たしていても、申請しなければ受け取ることができないものです。補助金の種類は数が多く、補助金の存在を知らなかった、あるいは要件の確認が面倒で申請していなかったことで、本来受け取れるはずの補助金を受け取り損ねてしまうこともあります。


どのような補助金事業が実施されているのか、また、実施される予定であるのかを確認し、対象となる補助金は全て申請する工夫も重要でしょう。コストのミカタでは補助金についてのアドバイスも行っています。補助金にお悩みの場合、どれくらいの補助が見込めるのか無料診断も行っているのでぜひお気軽にご相談ください。

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コスト削減の優先順位付けに迷ったら「コストのミカタ」へ相談!


コスト削減を始めるなら、コストの全体像を整理し把握した後、優先順位をつけることが大切です。節電や節水、事務用品のまとめ買いなど、比較的取り組みやすいものに関しては優先順位を上げて取り組みましょう。

一方、何でもかんでも片っ端から削減すればよいのか、というとそうとも言えません。中には安易にコストを削減したことで思わぬアクシデントが発生した事例も存在するので、不安な方はこちらの記事をぜひ一読下さい。


「コストのミカタ」では、コスト削減のプロがIT・営業・採用・オフィスと多角的な観点から企業のコスト削減方法・サービスを提案しています。

報酬は完全成果報酬型となっており、削減できなかった場合はお支払いゼロです。

どこに余分なコストがかかっているのか、どれ程の削減額が見込めるかなど、無料診断を実施しているので、まずは資料をご確認ください。

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